わしののりこのまいにちブログ

【福井県大野市】お顔そりエステ♪わしの スタッフブログ

夢が叶っています!商売やさんに嫁ぎたかったわたし(*^^*)

こんにちは!
わしののりこです(^^)/

わたくし
理容師の前は
町の電気屋さんの娘をしていました。

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わたし(短大卒業してすぐの20才)
弟(高校卒業してすぐの18才)
※1983年、実家のお店にて

忘れもしないこの年の3月14日。
父と母と弟と4人で
夜寝る前恒例のお茶会をしてました。
父の大好物の桜餅を食べながら。

しばらくして
トイレに行った父の
声にならない声が聞こえてきました。

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母や弟とすぐに見に行くと
父はぐったりと倒れていました。
くも膜下出血でした。

すぐに救急車を呼んで
県立病院で12時間に及ぶ手術。

容態が一日で何度も急変するので
昼間でも夜中でも危篤状態になるたび
「お前ら、はよ病院来い」
と病院に詰めている叔父から
電話がかかってきましたが
わたしと弟は行きませんでした。

「父が死ぬわけない」と思ってたので
とにかくこの店を守らないと!という想いで
父が倒れた翌日もお店を開けていたんです。

父が帰ってきたときに
この店が無くなっていたら
どんなに悲しむだろうと。

父は一命をとりとめましたが
家族のこともわからず
声も出せず半身不随の植物人間に。
まだまだ働き盛りの46才でした。

弟と一緒に写ってるこの写真は
父も、つきそいのため母も急にいなくなって
悲しくて不安で
きっと人生のどん底を味わってた時です。

でも
そんなとき
わたしたちを助けてくれたのは
たくさんのお客さまでした。
「がんばれがんばれ」と声をかけてくれました。

「なんでも買うてやるで、なんでも持ってきて」
と言ってくれるおんちゃんもいました。
「じゃ、おんちゃんとこ洗濯機がもう古いで
新しいの買うとっける??」

「人情」とか「信頼」「つながり」で
商売をさせてもらえる良き時代でもありました。

そのとき思ったんです。
「商売やさんに嫁に行きたい!」と。

時は流れて念願叶い
さんぱつやの嫁におさまりました。

そして予想もつかない混迷の今
またしても
ヘアーサロンわしののお客さまに
助けていただいてます。

まさに非常時ですので
「じゃんじゃんカットに来てください!」
とは言えませんが

「お、やってるんか。よかったぁ」と
こんなときでもご来店くださるお客さま。

ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとにありがとうございます。

休業要請が出る出ないで
自己責任での判断を迫られ
苦渋の決断で休業を決めた同業店がある中
今やお店に立てるのは当たり前でないことを
身をもって感じています。

ヘアーサロンわしのは
万全の感染予防対策をして対応させていただいてます。
詳しくはこちらをご覧くださいね。↓

norikoelle.hatenablog.com

今日はここまで
また明日っ(*^^*)